ドローン

ドローンで満願寺境内を俯瞰・動画撮影することになった。

山門から金堂まで平面では200メートルほど、石段が二か所ある。

老僧もほんの数秒うしろ姿で登場する。

出来上がった動画を観て先ず最も感動的であったのは金堂の屋根の美しさ――日本建築の美しさは屋根にあるとかねがね思っていたが、図らずも実見できた。何時もは下から見上げるお堂の屋根を上からこの目(と言ってもドローンに積んだカメラの目でだが)で確かめることが出来ようとは!――鳥になったつもりで大きく弧を描いて眺めていくその気持ち良さ――思わず、長生きはするものだ――を実感した。

欲がでて、また紅葉の時、冬景色をと次々撮影回数が増えそうだ。

そのあと、ドローンを操縦したデザイナーと雑談を交わしていると、なんと彼実は私の住まいの小庵を設計した建築家S(故人)と非常に近しい間の付合いがあったと聞いて、大いに驚き不思議な縁に感じ入った次第。

 

H29年8月17日(木)