大江山絵巻

全四巻
一巻の長さは約10m(全四巻で40m)桃山時代の作と推定されています。おおよそ1018年(寛仁元年)ごろ、源満仲の長子 清和源氏の3代目の頼光は武名を広く世間に知られるようになっていました。ちょうどその頃、悪事をたくらむ中心人物、酒呑童子が京を騒がしていました。そこで頼光は悪夢の首魁を討伐するために大江山に向かいました。その時、源頼光に従った四天王の一人が坂田金時です。坂田金時の幼名は童話にも登場する「金太郎」で親しまれていました。頼光四天王は無事鬼退治の武勲を挙げて出陣地多田の館に引き上げてきました。これらの終始は、当山に保管する「大江山絵巻」に描かれています。

頼光四天王大江山へ夷賊討伐

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