朗読とお茶の午後

~朗読とお茶の午後~朗読会

満願寺で「朗読会」を行いました。

 

日時:2017年5月27日(土)
場所:満願寺 本坊

 

一、高橋挨拶

二、若田等慧住職挨拶と講和

三、朗読会(フェーム朗読教室 三人会)

四、中国茶の会 朗読終演後

満願寺本坊「茶房かのん」にて
※自家製スイーツと中国茶のセット

満願寺朗読会

 

「美女ありき」田辺 聖子作 朗読:尾家伸子

頭が良いが怠け者で女好きの若い僧は、修行をせずに遊び戯れていたが、ある日絶世の美女に出会ったことから、彼の修行は一変する。徹底して滑稽で哀切で怪しさ溢れる田辺ワールドの作品です。

「あの町で~春」重松清作 朗読:大村知彦

東日本大震災で親や兄弟を亡くした少年の気持ちを散りゆく桜に寄せた「子供哲学」から生れた物語です。難解な哲学書よりも深く心の芯に響く作品で、大人の絵本とも言える作品です。

 

「粋人」太宰 治作 朗読:佐藤純代

我欲の強い人が「粋」であるはずがない。何でもみせびらかし自慢するのも「粋」ではない。自慢ややせ我慢は他人から見ると滑稽な姿である。でも馬鹿と言うのは、少し脈が残っているかも?