住職からのご挨拶

今、満願寺は大きく生まれ変わろうとしています。
時代の流れ、環境の変化、それらにどう対応して行くべきなのかが問われています。

小さな希(のぞ)み、大きな夢
それぞれに願いが叶えられるように自ら変化を起す季(とき)が来ています。
先人の言葉にあり――――――
不易流行
温故知新
         丁酉新春にあたって
                               慧

当山の霊場案内

当山には以下の霊場がございます。

新西国三十三ヶ所 第十三番霊場
摂津国八十八ヶ所 第六十八番霊場
摂津国三十三ヶ所 第十八番霊場

新西国三十三ヶ所 第十三番霊場

1932年(昭和7年)に大阪時事新報、神戸新聞、京都日日新聞の三都新聞連合の企画により読者の人気投票に基づいて選定された33箇所の観音霊場をはじまりとし、1967年(昭和42年)に客番5霊場を加えて38箇所となりました。
人気の高い寺院を多数含む構成となっています。

摂津国八十八ヶ所 第六十八番霊場

摂津国八十八箇所(せっつこくはちじゅうはちかしょ)とは、江戸時代中期(安永年間・1772年~1781年)に、真田山観智院(第16番札所・観音寺)の月海上人により開かれたとされる摂津国にある八十八の霊場のことです。

摂津国三十三ヶ所 第十八番霊場

1980年に発足した「摂津国三十三箇所霊場会」が定めた、旧・摂津国(大阪府と兵庫県)にある33か所の観音霊場の総称です。

四国霊場八十八ヶ所巡拝路

満願寺の八十八ヶ所巡拝路は、宝塚市より「コジイの木」自然林として指定を受けています。約30分程度で回れます。

境内正面の金堂から向かって右手東のほうに「四国霊場八十八ヶ所巡拝路」の入口があります。裏山をめぐって約1キロメートルの巡拝路にそって四国八十八ヶ所霊場礼所のご本尊を石に刻んでおまつりしたものです。足もとには各礼所寺院からいただいてきた「お砂」を埋めてその上に平らな石が置いてあり、「お砂ふみ」ができます。

四国の霊場をすでにお参りになった方も、まだお参りになっていない方も、どうぞここで霊場巡りを味わって下さい。 教えのみ親である「お大師さま」のお徳をしのんで「南無大師遍照金剛」とお唱え下さい。

そのあとは金堂の左手におまつりした弘法大師御尊像におまいりください。
この御尊像は当山奥の院跡地(現霊園)におまつりしていたものを平成7年5月、八十八ヶ所霊場巡拝路の改修落慶に合わせて遷座開眼もうしあげたものであります。

納経所

金堂拝観、毘沙門堂拝観、納経受付・朱印・お守りお札授与等は納経所まで

入山料・拝観料・拝観時間

■ 入山料   百円

■ 拝観料   三百円

■ 拝観時間

堂内の拝観は午前9時から午後4時30分までです。参拝はいつでもしていただけます。